メガバンクの大型店→投資銀行本部→営業本部で勤務している現役アラサー銀行員です。
メガバンクへの就職、転職などを考えている人、現役銀行員、サラリーマンにとっての疑問や悩みを解決するブログ、Twitterを発信中です!
年収1000万はサラリーマンの1つの目標だと思いますが、年収1000万の実際の生活水準(手取り、家賃・生活費、貯金額など)ついて、20代で年収1000万を達成した現役メガバンク銀行員が解説します!
年収1000万の割合
国税庁「民間給与実態統計調査」(2018年)によると、会社員で年収1000万以上の割合は7%です。
また、同調査によると、会社員の平均年収は441万となっています。
メガバンクの有価証券報告書によると、メガバンクの平均年収は774万(一般職含む)となっております。
年収1000万の手取り
年収1000万といっても、手取りとして残るお金は税金が引かれた後になります。
- 所得税
- 住民税
- 健康保険料
- 厚生年金保険料
- 雇用保険料など
税金が引かれた後の年収の手取りは約720万(独身)になります。
メガバンクの場合、ボーナスが年2回(約月給2ヶ月分)支給されますので、毎月の手取りは約45万です。
年収1000万の生活費
総務省の「家計調査報告(家計収支編)」(2019)によると、独身の生活費の内訳は表のようになります。
項目 | 年収1000万 | 平均年収441万 |
食費 | 84,000円 | 44,263円 |
家賃 | 144,000円 | 66,854円 |
光熱・水道 | 15,000円 | 11,652円 |
家事用品 | 10,000円 | 5,443円 |
衣服 | 10,000円 | 5,985円 |
保険・医療 | 12,000円 | 7,712円 |
交通・通信 | 30,000円 | 21,068円 |
教養・娯楽 | 30,000円 | 19,426円 |
その他 | 40,000円 | 27,359円 |
合計 | 375,000円 | 209,762円 |
年収1000万と平均年収では家賃に大きく違いがあります。メガバンクの場合、価値観によりバラツキがありますが、都内勤務では13-18万前後が相場です(私も都内勤務で15万です)。
メガバンク銀行員は、1回1万の飲み会を平気で毎週行いますので娯楽費は高くなる傾向があります(私は家事代行、ホワイトニング、メンズ脱毛などを定期的に行っています)。
年収1000万の貯金額
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(2019年)によると、年収が1000万~1200万円の人は、平均で手取りの11%を貯蓄しています。
メガバンク銀行員に当てはめると、45万×11%=5万を毎月貯金している計算になります(私も毎月5万以上貯金しています)。
年収1000万の共通点
それでは、メガバンクで年収1000万を超えている人の共通点はなんでしょうか?
- 明確な目標がある
- コツコツ努力ができる
- チャレンジ精神が強い
メガバンクの場合、しっかり自分の目標や価値観を持ち、目標に向かって地道に努力できる人が出世して年収1000万を達成しています。また、チャンスがあれば迷わずチャレンジする気持ちも大切です。