24時までの残業による過労、パワハラ上司によるメンタル崩壊を乗り越え、行内表彰6回受賞、トップ昇格、20代で年収1000万達成した現役メガバンク銀行員です。
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旧帝大を卒業後、新卒から7年以上メガバンクに勤め、投資銀行本部や営業本部を経験し、20代で年収1000万達成したメガバンク銀行員が転職を決意した3つの理由を説明します。
- 現職に不満がある人
- 転職に興味がある人
- 銀行員
過去に経験していた転職活動
過去に転職活動した経緯
自分の能力がメガバンク以外で通用するかを確認するため
私は2ヵ店目で花形部署と言われる投資銀行本部に異動しました。華やかな部署は海外支店、弁護士、ファンドとの交渉が24時まで続く本部の中でも1番残業時間が多いハードな部署でした。
そんな中、人事異動により自分のグループにパワハラ上司が着任します。毎日24時までの残業とパワハラ上司の叱責により身体とメンタルを壊しました。
この経験から自分の身体は自分で守るしかないと思い、今の自分の能力が他の会社で通用するかを確認するために転職活動を始めました。
過去に転職しなかった理由
- 自分の市場価値が相応であることが把握できたから
- 銀行での出世を諦められなかったから
以上の理由で、初めての昇格試験まで銀行で働き続ける選択を取りました。
転職を決意した経緯
現状への満足
辛い経験もありましたが、メガバンクでの順調な出世に満足している部分もありました。
- 最速での昇格
- 年収は20代で1000万に到達
- 行内表彰6回受賞
転職を決意したきっかけ
現状に満足している中、2021年2月に大型案件にアサインされました。自分個人の2020年度のノルマは12月に達成していたけれど、大型案件に取り組むために、毎日誰よりも残業し、上司から毎日叱責され、鬱状態になりながらも案件を進めました。
3ヵ月後、案件は無事に完了するも、既にノルマを達成していたため、大型案件が特別に追加で評価されることはありませんでした。
自分の中のキャリア観の変化
大型案件の評価により改めてメガバンクは働いた(貢献した)分だけ評価されるわけではない評価体制であることを再認識し、私の中のキャリア観に対して変化が起きました。
- 銀行内での出世が大切
- 銀行内での出世は意味がない
- 銀行以外でキャリアを形成する必要がある
ノルマを達成しても未達成でも給料は1-2万しか変わらず、案件を死ぬほど頑張っても役職は上がりません。銀行で頑張ることは無意味だと感じました。
実際にメガバンクで出世するには実力よりも上司との相性が大きいです。自分のキャリアを自分で形成できない職業に魅力を感じなくなりました。
転職を決意した3つの理由
- 今後は転職を繰り返すキャリアが一般的になると考えた
- 30歳となり異業界への転職における年齢的な限界を感じた
- メガバンク以外の会社で働いてみたい
今後は転職を繰り返すキャリアが一般的になると考えた
世間の動きを見ても終身雇用が崩壊している中、年功序列の組織から実力主義の組織にキャリアチェンジする必要があると思いました。今後は転職が一般的になると思い、実力主義の会社で自分の市場価値を高める必要があると感じました。
30歳となり異業界への転職における年齢的な限界を感じた
中途採用の募集要項は募集年齢を設けているのが一般的です。20代、30代前半などやはり30歳は転職市場における節目だと感じています。
私は同業界同業種は希望しておらず、異業界同業種の転職を目指しています。異業界に飛び込むにはやはり30歳が限界と思い転職を決意しました。
メガバンク以外の会社で働いてみたい
私の新卒時の内定先には大きく分けて2つの進路がありました。
- 大企業(メガバンク)
- ベンチャー
大企業は安定、高い年収、高い社会的信用など、ベンチャーは大きい個人裁量権、20代で成長できる環境などのそれぞれのメリットを比較して、新卒では大企業を選びました。
転職活動時では、大企業を十分経験できたため、今度は今までとは異なる選択を取り、自分を成長させたいと思いました。
以上から、年収1000万、銀行での出世、高い社会的信用を捨てて、新しい世界に飛び込んでみようと思います!現状の仕事に悩む人や転職に興味がある人にとって一歩を踏み出すきっかけになると嬉しいです。