メガバンク銀行員の知られざる業務内容〜法人営業〜

メガバンクの大型店→投資銀行本部→営業本部で勤務している現役アラサー銀行員です。

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メガバンク銀行員は何してる？

銀行員の業務といえばパッと思い付くのは窓口での業務でしょうか？

あるいは「倍返し」で有名なドラマに出てきた業務内容でしょうか？

メガバンクは非常に大きな組織であるため業務が細かく分かれています。

法人営業、投資銀行、企画、審査、調査…

数ある業務の中でも、今回はメガバンク銀行員（総合職）が必ず経験する「法人営業」について説明していきます！

一般的に法人営業といえば自社の商品を売っている営業職を思い浮かべると思います。

それではメガバンク銀行員は何を売っているのでしょうか？それは「ソリューション」です！ソリューションとはわかりやすく言うと、お客さんの悩みを解決する方法です。

一般的には、無形商材、ソリューション営業と言われます。

それではメガバンクに相談するお客さんの悩みって何でしょうか？メガバンクのお客さんは大企業から中小企業と様々であるため、悩みも様々です。

このようなメガバンクに相談するお客さんの様々な悩みの解決方法は大きく分けて2種類あります。

融資により解決できる悩みは、「事業を始めたばかりでお金がほしい」「本社移転の不動産資金がほしい」「他社を買うためのM&A資金が必要」などが当てはまります。

これらの悩みには、お客さんの事業内容・業績・財務・将来性などを審査して融資を行うことで解決します。

メガバンクの規模により解決できる悩みは、「システムで効率的に資金管理したい」「海外取引に必要な海外口座がほしい」などが当てはまります。

これらの悩みには、メガバンクという大きい組織ならではの決済システムや海外展開を活かすことで解決します。

メガバンク法人営業は、お客さんの様々な悩みを融資や規模により解決する仕事です。そのため、メガバンク法人営業の本質は、お客さんの悩みを見つける「仮説思考」と、様々な悩みに対して最善の解決策を見つけ出す「幅広い業務知識」です。

メガバンク法人営業はきついノルマもあり非常に大変な仕事ですが、大企業から中小企業の様々な悩みをメガバンクの幅広い業務内容から解決できるとてもやりがいのある仕事です。